あらすじ
俺は【花月怪奇譚】というゲームに似た世界における、退魔師の宗家の長男として転生した。 ただし、この人物が主人公のライバルキャラで、どのルートでも死ぬ。 異能の『霊力』も弱く、原作知識で対策をしようにも不可能。 家督を継ぐのやめて、別の家の人間になったのに、ゲームの舞台である紫苑学園の高等部へ。 「原作のヒロインの1人に見張られているし、俺はもうダメなのか……」 絶望に打ちひしがれていた、ある日。 幻想的な雰囲気を纏った美少女が押しかけてきて、こう述べた。 「私が、やって来たのじゃ!」 そこから、全てが変わっていく。 だが、死亡フラグはどんどん増えていき、様々な形で追い詰めてくる。 ほぼ全てのルートで被害を拡大させていた悪役の俺が動かなかったことで、もう原作知識が役に立たない状態。 やがて、俺はその閉塞状況を打ち破る、実にクールな解決策を思いついた。 「もっと女を口説けば、裏切らない味方が増えるのでは?」 今度は、宇宙的な恐怖や権力闘争が次々に襲ってくる。 異能者と非能力者の対立という、世界規模の闇にも気づかされる。 道を歩けば美少女に当たるフラグ体質で、周囲もハニートラップを仕掛けてくる始末だ。 今生の俺は、無事に天寿を全うできるのだろうか? この物語はフィクションであり、実在する人物、団体等とは一切関係ないことをご承知おきください。 また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。