あらすじ

すべては偶然から始まった。 「あなたには特別な能力があります」 ある日、男のもとへ現れた老紳士が告げた。 それは死者の能力を吸収する能力。 しかし使い道がなかった。 能力者たちの組織へ案内されたものの、特別なことをできないのは自分だけだった。 特別なようで、特別でない。 やがて老紳士が体調を崩して入院し、見舞いに行っていた男の目の前で死亡した。 男は能力を手に入れた。 それは能力者を探知する能力。 世界が少し違って見えた。 街へ繰り出した。 たくさんの能力者がいた。 彼らが死ねば、もっとたくさんの能力が手に入る。そのことに気づいた男は、さらに街を徘徊するようになった。 能力は増えていった。 際限なく。 組織も異変に気付き始めた。 もう、あとへは引けなくなっていた。

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小説を読もう2020/08/01
  • 現在の作品際限のない拡大、置き去りの精神、喪失と喪失と喪失