あらすじ

ヤクザの組長である竜胆桜花《りんどうおうか》は後悔を残しながら死んだ。 その後悔が実ったのか、桜花は高校生の時にタイムリープしてしまう。 悔いたのは、天才女優の幾田有栖《いくたありす》の手を取らなかったこと。 今度こそと、桜花は有栖の手を取って文化祭の演劇をすることに。 そこで有栖の演技力を見せつけられながらも、無事にやり遂げることができた。 それから、桜花は坂月野乃《さかつきのの》という女優に指導を願い、新しくもらったMVの仕事に向けて撮影に同伴したり、放課後残って稽古をしたりと着実演技力を高めていく。 迎えた本番。時間は足りなかったものの、持ち前の才能で確かに演技力を伸ばした桜花だったが、共演した有栖が自分を見て泣き出してしまった。 有栖は自分の寂しさを埋めてくれる存在がほしかった。 桜花の才能は自分と同じ。しかし、変わってしまった芝居に離れていくような感覚を覚えたのだ。 そんな言葉を聞いて桜花はらしくもなく悩むが、組の娘である山口雅《やまぐちみやび》に励まされたことによって有栖の下に向かい、己の胸を打ち明けた。 寂しい想いはさせない。俺の目標はお前で、必ずそこへ行ってやるのだと。 桜花はそれを証明するために、周りを気にせず全力で撮影に望んだ。 有栖はそれを受けて嬉しく思い、ようやく晴れた気持ちで天才と呼ばれるほどの演技力を見せた。 こうして、初めての仕事は終了。 有栖は桜花に好意を寄せ始める。 桜花も、今回をきっかけに役者としての道を進んでいくのであった。

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カクヨム
カクヨム2023/03/12
  • 現在の作品ヤクザの息子は役者を目指す~不良の嫌われ者が高校からやり直して人気女優の隣に立つまで~