あらすじ

※次話 6/25〜 「その罪の意識でさえ、きみが決めているものだろ?」 何者にも成れない『優』。 死んだはずの『祥一』。 関係がうやむやになったままの『紗加』。 ある日、世界は 3人を残して誰もいなくなった。 誰もいないにも関わらず機能し続ける街。 「まるで世界が、自分への興味を失ったみたいだ」 と、優は思う。 そして当初こそ、その事態に困惑していたものの 「それなら好きなことだけを好きなだけやればいい」 と、毎日気の済むまで油絵を描き続ける優。 「あはは、罪深いね」 「優って、ホントに自分勝手だね」 そんな様子を祥一と紗加が嘲笑う。 「もう誰もいないのに、罪悪感なんて覚える必要あんの?」 そんな不毛な問答を繰り返していく そんな日々が、ただ淡々と延々と続いていく そんな日常で優は思う。 生きることと死ぬことの境界は、本当は酷く曖昧なものなんじゃないか……? と、 このお話は、現実より現実のお話をしたくて書きました。 大学生の2011年頃に書いた私の同名小説を大幅改稿したものになります。 その頃の私は、こんなに狂っているのに呆れる程 問題なく過ぎていく毎日と時間に、強烈な違和感を覚えていました。 それこそ、吐き気がするほどに……。

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カクヨム
カクヨム2023/04/30
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