あらすじ
兄さんと姉さんが伝説の剣と杖に選ばれて、勇者と聖女として旅立つことになった。
兄さんは超一流の剣の腕を持っているけれど、引きこもりで人見知り。ついでに流血沙汰が一切だめで、血を見ると気絶してしまう。
姉さんはひどい男嫌いな上に、自己愛が強すぎて、自分にしか聖女の力を使えない。
兄さんも姉さんも性格やその他諸々に色々問題を抱えているけれど、伝説の剣と杖に選ばれたんだ。きっとうまくやってくれるだろう。
兄さん、姉さんお元気で。父さんと母さんのことは俺に任せてくれ。
料理も洗濯もしっかりやって、木こりの仕事もきちんと継ぐよ。そして、毎日朝晩兄さんと姉さんの無事を祈るよ。
「何言ってるのよ? そしたら私の食事はどうするのよ」
「……外は怖い……」
はっ? そんなこと赦されるわけないだろう……??
自分の意思など関係なく勇者と聖女の旅に同行することになってしまった一般人の俺。
三人は魔王城に囚われた姫を助け出し、王国に平和をもたらすことができるのか?