あらすじ

奈良時代。10歳で三虎に命を助けられた古志加《こじか》は、男と間違われ、男ばかりの衛士舎に放り込まれた。 いつも不機嫌顔で口の悪い三虎は、上野国でも名家の若さまで、下人扱いの古志加は、かっこいいな、と思って見てることしかできなかった。 まだ、己の気持ちに、名前も与えることができずに……。 ───さて、本日は上毛野君の屋敷に突撃取材! あ、そこの女官さん、三虎について聞かせて下さい! 「は? あの従者、いっつも顔が怖いのよ。嫌よねぇ、すぐ罵声を浴びせる男って。あたし前に、熊みたいな手って言われたわ……キィッ!」 ──ありがとうございました。 あ、古志加! 三虎について聞かせて下さい! (古志加、頰を両手で包んでプリプリ身体を揺すりながら、) 「え? 神経質そうな眉、ちょっと意地悪そうな目、いつも不機嫌そうな口もと、凛々しくて……とにかく格好いいよ。わ、分かってくれる……?」 ───うぅん。どうでしょう……。 ではどうぞ、お楽しみ下さい! この物語でカクヨムコン8中間選考突破しました。ありがとうございます。 この物語は架空です。

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カクヨム2022/12/09
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