あらすじ
───これは悲しい愛の物語。 セレニティ・シャリナは子爵家の次女として生まれた。 十二歳になり、初めての王家が主催するお茶会に参加していたが笑顔溢れる会場に悲鳴が響く。 ある令息が後ろ向きに下がった際に背でぶつかり、グラスを持ったままうまく受け身を取れずに転び顔に大怪我を負った。 「──嫌ァアアァァッ!」 セレニティは顔に傷が残ると言われて絶望していた。しかしその令息は公爵家の長男、スティーブン・ネルバーだった。 セレニティは拒否するもスティーブンと婚約。 ずっと引きこもっていたセレニティに更なる不幸が襲う。 姉のジェシーはスティーブンを盲目的に慕い愛していたのだ。 追い詰められていくセレニティに襲う数々の不幸……。 そしてネルバー公爵家に嫁いでもまた新たな地獄が待ち受けていた。 そして彼女は愛する子供の前で自ら命を──。 そんな小説の主人公、セレニティに転生したのは幼い頃から病に苦しめられた少女だった。 「神様がわたくしにご褒美をくださったのかしら……!とっても幸せ」 顔に傷があろうとも嫌がらせを受けようとも彼女が幸せな理由とは……? アルファポリス、なろう、ベリーズカフェ掲載中