あらすじ

生まれたときから神童の名を欲しいままにしていたバルタス辺境伯の令嬢クロエ。 クロエはヨーンツ王国より請われ、王太子エンデルクとの婚約が結ばれたが、彼女が廷臣たちからの賞賛に嫉妬したエンデルクは子爵令嬢のソフィーリアに入れあげ、クロエとの婚約を破棄してしまった。 クロエは実家の辺境伯領で隠棲するつもりでいたが、エンデルクの度重なる辺境伯領への嫌がらせに業を煮やし、エンデルクとソフィーリアの結婚式でざまぁを慣行する。 二人に生き恥じをかかせたざまぁの代償として、クロエは処刑されようとしていた。窮地を救ったのは冒険者のレオンだった。 レオンと隣国に流れ、二人は慎ましいながらも仲睦まじく暮らしていたのだが、事件が起こる。レオンはパーティーリーダーのホルヘから首を宣告されてしまったのだ。 その日、うなだれながら帰宅したレオンの異変に気づいた妻のクロエは心配して、彼に声をかけた。 聞けば聞くほど、ホルヘの不当解雇に憤るクロエ。 今はレオンの貞淑な妻を演じているが、かつて隣国での【忌まわしきバレンタイン事件】と呼ばれ、阿鼻叫喚に陥れる悪行により断罪されようとしていた悪役令嬢、それがクロエの真の姿だった。 断頭台まで僅かな時間が残されていないというときに隣国からたまたまクエストで訪れていたレオンが奪い去るように彼女を助ける。 クロエの窮状を知り、哀れんでのことだった。 やがて二人はレオンの生国で結婚し、クロエはレオンの良妻賢母として慎ましい生活を送っていたのだ。 命の恩人であり、優しき夫を守るため、貞淑な妻の仮面をかぶっていた悪役令嬢クロエが仮面を拭い去り、復讐ざまぁを敢行しようとしていた。 クロエの幼馴染であり、隣国の皇帝アルマータを恐喝し、大軍を率いてヨーンツ王国を急襲。すでにエンデルクとソフィーリアに愛想を尽かした廷臣と貴族たちの蜂起も伴い、二人はクロエに捕らわれてしまった。 クロエはエンデルクとソフィーリアを自分と同じく断頭台へとかけたのだった。

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カクヨム
カクヨム2023/04/01
  • 現在の作品断頭台から救った悪役令嬢が妻になりまして、パーティー追放された俺を救おうとしてくる