あらすじ
この世界には「稀人」という存在がやってくる。 稀人はとても奇妙な存在だ。人の身には余る凶悪な怪物を倒してくれるかと思えば、道行く人が盗賊に襲われていても素通りする。 人に興味が無いのかと思えば、季節ごとのイベントで子どもたちにプレゼントを配るのを手伝ってくれる。 その精神性は実に奇妙で、言葉も通じない。稀人は人々の畏怖の対象になっていた。 主人公のアリアはただの村娘だが、稀人の言葉を研究して、彼らの言葉を理解していた。 ある日、彼女は稀人の言葉を翻訳する。その内容は信じられないものだった。 「この世界は半年後に終わる。人気がなかったんだろうなぁ」 そして彼女は、世界の危機と稀人の数の関係に気づき、「魔王」の不在が稀人の数を減らしているのではという推測にたどり着く。 ただの村娘にしか過ぎないアリアは。「魔王」の足跡をたどり、その力を得て魔王を目指す。 全ては世界と、家族を終末から守るため……。