あらすじ
天才霊媒師・秋葉楓の元には、いつも厄介な事件が舞い込んでくる。 霊媒師協会のトップ、神原に命じられ、楓は式神の煙羅煙羅・火野秋成(あき君)と鬼神退治に出発しようとするのだが……。 「忠告しよう。今回君達が選べる結末は二つ。一つは、討伐成功の栄光を手にする結末。そしてもう一つは、君達にとって、地獄の責め苦よりも耐えがたい結末だ。どちらでも、好きな方を選びなさい」 千里眼により、起こり得る全ての未来を予知する神原は、二人に不穏な予言をするのだった……。 楓(それ、人に仕事を頼む態度じゃなくない!?) 気乗りしなくても、仕事は、仕事。 世のため、人のため、楓と火野は今日も危険な怪異に挑む! ……はずだったのだが、神原のとある提案で、事態は思わぬ方向へ。 楓を協会の守護霊にしようと目論む神原は、楓に無茶な賭けを持ちかけた。 その内容は、『任務中に死亡すれば、楓は守護霊として協会に隷属する』というもの。 楓「のった。そのかわり成功したら、あたしを狙うのはやめてよね」 啖呵を切ったのはいいものの、襲い来る敵は最悪の鬼神。それに加えて、神原の策略により、なぜか国家転覆を企てるカルト組織とも戦うはめに……。 ※本作は【桜邸は化物屋敷】https://kakuyomu.jp/works/16817330649929231784 の番外編(時間軸は、桜邸は化物屋敷⑤と⑥の間)ですが、そちらを知らなくても楽しんでいただけるようになっております。 世界観について。 設定は現代。人の信仰が妖怪や霊を神に押し上げる世界です。怪異は人の念に左右されて、時代と共に姿を変えて存在しています。 霊媒師は神様(妖怪や幽霊)の力を借りて、怪異を倒したり、交渉したりして、人間社会を守る裏仕事という設定です。 その他のご連絡 ・フィクションです。 ・妖怪が出てくる世界観のため、誤解を招くような表現があります。 ・妖怪の設定にはちょくちょく作者の妄想が入るため、読者の方に解釈違いを起こさせてしまう可能性もあります。例)本作の煙羅煙羅はいつもチンピラのおじさんに変化しています。 ・成人の喫煙描写がありますが、本作には喫煙を推奨する意図はありません。 作中で使用されているタバコは全て煙羅煙羅が美味しくいただいているため、煙は人の体に入っているように見えて、実際には入っていません。