あらすじ
「年の差BL×ロードムービー オメガバースを添えて」をテーマに書いたお話です。 【登場人物】 御池小路(おいけこみち)、六十代前半。オオカミの生態の研究者、元大学教授。男性、α性。基本は和装。長髪をかんざしでまとめている。とある共感覚を持つ。 大宮嵐(おおみやあらし)、二十代後半。科学雑誌の編集者。男性、Ω性。背は高い。双子の姉(α性)が初性交の相手。 【あらすじ(松葉のにおいは綺麗)】 大宮嵐は、ムックの記事を書くための仕事で、オオカミの研究家である御池小路を訪ねる。そこで、これまでにない身体変化と感情を覚えた嵐は、御池に「俺と心中しませんか」と申し出る。御池がその申し出を受け、二人は心中の前に、御池が行きたい場所を巡る旅行に出掛けることにする。 東から西へ旅をしながら、二人は、鰻を食べたり、着物を買ったり、神社に参拝したりする。道中、嵐の姉の話、オオカミの話、ヒトの性の話などをする。そのうちに嵐は、御池のある秘密に気が付く。旅の最後の目的地は御池の生まれた土地だった。嵐はそこで、御池がどうして嵐の心中の申し出を受けたのか、知るのだった。