あらすじ

●あらすじ 中3になったばかりの鈴音は普段からドジばかり踏み、皆にかなり迷惑をかけ、落ち込んでいた。15歳になったその日も、誰にも迷惑をかけず平凡に暮らしたいと願っていたが、突然男子4人に学校中を追い掛け回される羽目になる。その男子4人は過去に命を脅かすほどに、迷惑をかけている者達だった。 ※ネタバレ注意(コンテスト出品用なので、以下、条件に沿って全てのネタバレを記入しています) ●キャラクター設定 〇主人公 柊木鈴音(ひいらぎすずね)15歳 158センチ 黒いストレートのロングヘアーで下の方で2つ結びをしている。一人称は「私」。顔は地味で特技もない。趣味は推しのアニメや漫画を見る事。帰宅部。だけど夜中にリアタイで2次元の推し活動をしている。かなりのドジっ子で色んな人に日頃から色々迷惑をかけ、皆の命を脅かす存在でもある。性格は比較的おとなしい。少し控えめで口数も少ないが、勇気と行動力はある。 〇男子1 影山悠馬(かげやまゆうま)169センチ。 同じクラスで委員長。銀縁眼鏡をかけている。一人称は「僕」。性格は冷静で物静か。しっかり者。細身だが力はあるらしく、凛々しい顔立ちもあり、密かに女子から人気。何を考えているか分からない時がある。 〇男子2 間宮亮(まみやりょう)175センチ。 隣のクラスの男子。一人称は「オレ」。バレー部のエース。色素が薄く、さらりとした髪も瞳も茶色に近い。色も白く、バレー部なので筋肉はあるが細い。性格は喜怒哀楽がしっかりあり男女の友人も多く、人気が高い。気性が荒い時もありトラブルメーカーでもある。言いたいことを言うが、自分で言って照れることもある。 〇男子3 海堂壮太(かいどうそうた)165センチ。 隣のクラスの男子。一人称は「ボク」。親戚にアメリカ人がいて、色素は薄目。髪も瞳の色もかなり明るく、ゆるやかなくせっ毛を持つ。アメリカからの帰国子女。英語がペラペラで、アメリカ文化が抜けきれず、やたらとジェスチャーやスキンシップが多い。性格はゆったりとほのぼのしているが、可愛く毒を吐く。女子にはマスコット的にカワイイといつも言われて人気。 〇男子4 駿河誠(するがまこと)がっしり体系で178センチ 同じクラスの男子。一人称は「俺」。野球部のキャプテンでキャッチャーをしている。短髪の髪で日に焼けた肌を持っている。温厚な性格で、発言力があり、リーダー的な存在。争いは好まないが、よく巻き込まれる。少し天然なところがあり、男女から実は少しカワイイと思われいている。 ●長編化した際のプロット ※フィルムアート社「SAVE THE CAT !」本を参考に書きました。 〇ログライン 15歳になった日、突然4人の男子から追い掛け回されハーレム状態になったが、彼らは全員、前世で男だった自分が振った女達だった 1 オープニングイメージ 柊木鈴音は中学3年の14歳。帰宅部で、運動も勉強も出来るわけではなく、これといっても取柄のないドジな女の子。中3になったばかりの4月、自分のミスで理科の実験でクラスの委員長の男子を大火傷させそうになり、全校生徒が避難するまでの大騒ぎに。そこで学校中に迷惑をかけ、友人もできず、落ち込む。自分なんてこの世にいないほうがいいと思う。 2 テーマの掲示 どうしていつも私はみんなに迷惑をかけてばっかりでダメなんだろうと思う。「悪い行いをした者は、本当にダメなのか」というテーマに沿って進んでいく。 3 セットアップ 過去に起こした騒動を思い出す。男子それぞれに包丁を刺しそうになったり、大火傷を負わせそうになったり、ダンプカーに衝突させてしまいそうになったり、清水寺から落としそうになったりした過去を。ここで男子4人が主人公の被害者としてそれぞれ思い出の中で登場する。 4 きっかけ 5月1日、15歳の誕生日を迎えた途端、4人の男子からつきまとわれるようになる。次々に現れる被害者の男子達。恨みを買っている鈴音はついに仕返しをされると思い、壁ドンなどされながら、学校内で鬼ごっこさながらに逃げまくる。ここでもドジを炸裂させ、男子の一人とぶつかり、一人の男子にお姫様抱っこをされて保健室へ連れて行かれる。 5 悩みのとき 自分の被害者同士が自分に仕返しをするため、自分を取り合い争っている、と鈴音は思う。だが、実は男子4人は鈴音に好意があり喧嘩をしていた。そうとは知らず、鈴音は自分へ日頃の仕返しをするために、誰が一番に恨みをはらすかで、もめていると勘違いしていた。そこで喧嘩がヒートアップしそうになり、勇気を出して発言をする。自分がきちんとみんなに償うから喧嘩はやめてと言う。喧嘩はどうにか収まる。 6 第1ターニングポイント どのように償えばいいのか男子4人に尋ねる。そこで「二度と裏切らない愛を誓ってもらう」と言われる。鈴音は意味が分からない。そこで男子4人ともが、鈴音が15歳になった瞬間に、自身の前世を全て思い出したと言う。彼ら4人の過去がそれぞれ語られる。皆がアメリカ人、日本人、フランス人、中国人だった過去を聞かせられ、全員とも鈴音と仲の良い恋人同士だったと言う。鈴音は信じられず、混乱する。そこで信じられない真実をまた告げられる。 前世では男子4人全員が女であり、男であった鈴音が全員振ったのだと。 7 サブプロット 前世で全員振られた彼らは今世こそ鈴音と添い遂げるために奮闘し、彼女の気持ちを一番に掴もうと頑張る。だが彼女は真実を受け止めきれず悩むが、彼らから前世の話を詳しく聞いたり、優しい彼らの一面や以外な一面を見て、接していく度に段々と魅かれていく。このまま真剣な彼らから逃げてばかりではいけないと、彼らと真剣に向き合うためにも、今度は自ら男子4人へ近付いて行こうと決心する。 8 お楽しみ 彼ら4人と遊園地やキャンプをしたりして、笑い合い、溺愛されつつドキドキな展開やキュン展開があったりして男女とも楽しく過ごす。鈴音も男だった過去に時折触れて、男子をドキドキさせる。男子達は今世こそ、彼女と幸せになろうと奮闘し、自分が彼女の一番になろうと頑張る。 9 ミッドポイント だが、鈴音といい雰囲気になればなるほどに、そこにはなぜかいつも危険が伴い、甘い溺愛の中にデンジャラスな展開がコミカルに男子4人それぞれに繰り返され、訪れる。 10 迫り来る悪いもの 鈴音はなぜこんな風に幾度となく、自分が彼らに近付けば危機が訪れてしまうのか、考え悩む。そこで気が付く。昔の日本では15歳になれば大人の仲間入りだと授業で習ったことを思い出す。赤ちゃんを産める年齢もその頃だと思い出す。鈴音は大人になり、天から見放され、子ども扱いされなくなってしまったと思う。これは前世でみんなを泣かせた罰なんだと。きっと天から背負わされた罰なんだと思う。今世では、誰とも結ばれることなく人生を終えることが、自分の償いなのではと、彼ら4人の身も案じ、自ら引く決心をする。 11 すべてを失って 彼らの連絡を無視したり、避けたりする。自らを追い込む。彼らも避けられている事実に悩み苦しむ。それぞれみんな孤独になる。 12 心の暗闇 彼女はまた自信を無くしていく。色んなミスを繰り返し、成績も良くない。親や先生からも受験のことを言われ、しっかりしろと言われ落ち込んでいく。男子4人も完全に嫌われたと思い、鈴音に近付かない。男子達もまた家庭や学校内で様々なミスを繰り返し、ダブルパンチ状態で落ち込む。鈴音はまた誰かに必要にされてはいけないと思い、男子4人はまた振られてしまったと思う。そこで一度4人がそれぞれ鈴音をどう思っているのか、今後どうするのか一度ちゃんと話し合おうとなり、集まる。 13 第2ターニングポイント ここで明かされる大きな真実。男子4人だけで、皆それぞれに鈴音への愛を語るために、前世の人生を語る。その時、お互いの人生がまたそれぞれに関与している事実が判明する。 そこで、自分達がふられた理由の真実をそれぞれ知ることになる。 彼女と共に生きた全ての前世で、なぜそれぞれ裏切られてしまったのか。そこには隠された真相があった。 ●フランスの貴族の女性だった間宮の場合 当時の鈴音は、夜会で出会った貴族の間宮をとても愛していたが、当時の鈴音は家族の不手際により、家が窮地に追い込まれており、金銭的にも生活にも余裕がなかった。自分のような落ちぶれた貴族でお金もない男に彼女を幸せに出来るはずもない、と悟った。彼女の家もそれに気が付いており、結婚にはメリットがないと本人たちにもずっと反対されていた。そこで当時の鈴音は、当時の間宮の家族へ他の者との縁談をこっそり持ち掛け、彼女の幸せを願って、当時の間宮を愛していたライバルの貴族へ彼女を任せて身を引いていた。それが今世の海堂であった。 ●秦時代の踊り子の女性だった影山の場合 踊り子だった当時の影山と宴で出会い、次第に仲を深め、結婚を誓い合っていた。当時鈴音は高貴な身分だったため、彼女を幸せにできる力はあったが、当時の影山を想う貧困層であった幼馴染の男の存在があった。彼はお金の無い中、子供の頃から当時の影山を健気に支え、切実に想っていた。その事実を知り、今まで何の不自由なく暮らしてきた当時の鈴音は、自分に出来る事はこれぐらいしかないと、幼馴染にお金を渡し、全て秘密にした上で彼女から身を引いていた。それが今世の間宮であった。 ●アメリカの女子学生だった海堂の場合 アメリカの学生だった海堂は将来の仲まで誓い合った当時の鈴音と、プラムへ行く約束をお互いにしていたが、当時の鈴音は待ち合わせ場所に訪れず、別の女性とプラムへ出掛けていた。だがその理由は、当時の鈴音には難病が見つかり、彼女の人生から身を引く決心をしたからだった。そこでレズビアンだった友人に頼み込み、ダミーの彼女としてプラムへ行き、当時の海堂を憤慨させ、身を引いた。だが、レズビアンの友人は当時の海堂を愛していた事実を知っていた。なのにずっと自分と海堂の仲を応援してくれていた。その事実を当時の鈴音は気が付いており、彼女に海堂を任せた形となった。それが今世の駿河だった。 ●日本の江戸時代、遊郭で花魁として働いていた駿河の場合 当時の駿河は武家だった当時の鈴音と遊郭で出会い、何度も夜を共に過ごした。その内にお互い惹かれ合い、恋仲となり、当時の鈴音は駿河を妻として身請け予定であった。だが、明治維新により、武士の称号を失い、身分制度を無くし、お金もなくなり、落ちぶれていくことになった。高貴な花魁として人気を誇っていた当時の駿河はまだ身請けしてくれる男性が他にもいると知ると、彼女の幸せを願い、身請けを断り、身を引いていた。新しく身請けを行ったのが今世の影山であった。 それぞれの人生が交差している事実を知り、彼女がなぜ裏切ったのか真実を知る。 そこから自分たちは裏切られた事実ばかりに心を奪われていたが、鈴音と4人それぞれの存在のおかげで「自分たちはとても幸せな人生を送っていた」と気が付く。男子達4人も過去夫婦だった事実を知り、それぞれが気になっていく。鈴音にこの真実を伝えるために、彼女の元へ急ぐ。 なぜ鈴音に近付けば命を帯やされるのか。その理由は彼女の心、そして自分達の目的にあった。 鈴音は彼らを裏切った罰を自ら与えるように、今世で近付いてくる者を自然と危険な目に合わせ、自ら幸せを捨てる道を選んでいた。 14 フィナーレ 男子4人は彼女に全ての真実を告げ、「ありがとう」と言う。 そこで、男子4人の固執な想いからついに解き放たれ、彼女が自ら与えた罰は涙と共に流れ落ち、その罰を手放すことに成功する。 皆は今ある幸せを大切にすることに決める。5人の幸せは5人で作りあげたものだった。今世ではそれぞれに支え合い、型に縛られない相思相愛を目指すことになる。 15 ファイナルイメージ 前世では誰とも添い遂げず、身を引き、4度の生を一人で全うした柊木鈴音。自分がやってきたことは、だめなことばかりではなかった。今世は何があっても5人で切り抜け、皆と共に愛し合うことを誓い、5人で抱き合い、笑い合う。

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カクヨム
カクヨム2023/06/02
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