あらすじ
20XX年、世界各地に謎のダンジョンが誕生した。 世界各国は直ちに軍隊を動かし、内部を調査しようと動き出す。 ただし――実際に中へと足を踏み入れる事ができたのは女性兵士のみだった。 何故か男はダンジョンに踏み入る事ができず、入り口で弾き飛ばされてしまう事が判明したのである。 それから二十年後――ダンジョン探査を行う『探索者』は女性が憧れる第一位の職業になった。 なにせ発見される未知の素材を売れば一攫千金も夢ではなく、そしてダンジョンを徘徊するモンスターを退治する事で得られる力は凄まじい。 世界は必然的に女性優位の世界へと変貌しつつあった。 そんな中、学校行事で新しくできた奥多摩ダンジョンの入り口見学へと訪れた多田 独理(ただ ひとり)十六歳。 彼は黒岩と言うイジメっ子の悪ふざけでダンジョン入り口へと突き飛ばされ――そのまま弾き飛ばされること無く、中へ足を踏み入れてしまう。 其処から激動の日々が幕を開ける。 奥多摩ダンジョンはヒトリ以外の侵入者を弾き飛ばし、ダンジョンに入れる筈の女性探索者ですら踏み入れる事ができない異常なダンジョンへと変貌してしまった。 そしてヒトリもダンジョンの外へ出ようとすると、入り口で内部側に弾き飛ばされてしまい、外に出る事ができない。 仕方なく比較的に安全であるダンジョンの入り口で過ごす破目になったヒトリは、政府から派遣された自衛隊から物資の援助を受けながら生き延びていたのだが、ある日彼の物資の援助をしていた自衛隊員からこう言われる。 『なぁ、ヒトリ。ダンジョンの中を見たいとか思ったりしないのか?』 その言葉を聞き、ヒトリは徐々にダンジョンの内部に興味を持ち始め、ただ一人でダンジョンの調査を開始し始めるのであった。 【※展開予測、自分の考察等を感想に書くのは止めて下さい。もし見かけたらネタバレ対策の為に削除の対処をします】