あらすじ
ある辺境国にて、王の三女である恵玲公主(けいれいこうしゅ)は、実は両親の悩みの種。出生時に占い師から「その運命を読むことができない」と宣告されたばかりか、幼い頃から不可思議な能力を現し、誰に対しても敬語を使わない。稀にみる美貌を持ちながら、無表情で口数も少ない。彼女が微笑みかける相手といえば、人外の「知音(ちいん)」すなわち一羽の大烏のみ。そんな彼女も嫁ぐ年頃になって――。 中華風ファンタジーの読み切り短編です。世界観は『翠浪の白馬、蒼穹の真珠』と同じですが、それぞれ独立して読むことができます。 〔注記〕「小説家になろう」との重複掲載です。