あらすじ
「私はただ、美味しい料理を食べたいだけなんだけど」 主人公のキャナリーは、森の薬草売りである強烈で強欲な老婆ラミアに育てられた孤児。 幼少期にお腹を空かせてばかりいたため、食いしん坊。 王族と皇族が魔力を持つ世界。そして令嬢の美しい歌声にも魔力がひそむ。 子爵家の養女となり、四音の歌姫となったキャナリーだが、他の三人は身分の低いキャナリーを標的にし、こきおろす。 「なんでもポイポイお腹に放り込んで、まるでゴミ捨て場みたいですわ」 木の実一つを取っ組み合いで奪い合うような老婆に育てられたキャナリーは、ちょっとやそっとのことではことではめげない性格。 子爵家から追い出され、むしろせいせいして森に戻ったキャナリー。 そこで怪我をしていた青年二人を助けたが、一人はなんとグリフィン帝国の皇子だった。 帝国皇子と親しくなったキャナリーに、ダグラス王国の手のひら返しが始まる。