あらすじ
会社の炎上案件で倒れた俺は、目覚めると生前やっていたゲーム『ブレイドルーン』の中に転生していた。……ゲーム序盤で主人公に裁かれる最低の悪役『ゴミカス伯爵』ゴットハルト・ミハエル・カスナーとして。 このままでは完全破滅ルートまっしぐら。 しかし俺は気づいてしまった。この世界で魔法として扱われるルーン文字が、プログラミングで悪用できることに。 「これ、ゲームでも出来なかった悪いこと(システム的に)し放題じゃん!」 破滅ルートを避けるため。あと個人的な趣味のため。ストーリー展開を避け、俺はこの世界の魔法を悪用していく。 しかし周りは俺の好き勝手を許さない。大図書館の秘密の妖精さんは俺にちょっかいをかけに来るし、皇女の一人氷鳥姫は俺を次期皇帝に仕立て上げようするし、ゲーム主人公に奪われたかと思われた婚約者は俺の世話を焼きたがる。 頼むからほっといてくれ! と願うも、俺の趣味は周囲を巻き込み、大騒動に発展していく。 今回はそんな、趣味と実益を兼ねたぶっ壊れ魔法開発で、望まぬ内に着々と成り上がり、ついには王族に名を連ねることになってしまう、俺の話だ。