あらすじ
【カクヨムコン8中間選考突破作】「米……そうだ米だ! こんな大事なことを忘れていたなんて!!!」 ――ここは、8歳になると神よりスキルを与えられる世界。 主人公・フェリクは、ガストラル王国の辺境にある農村ファルムに暮らす、米農家の息子だった。 代々受け継がれてきた水田でなんとなく米を生産していたフェリクの家だったが。 米は時代遅れの食料として安く買いたたかれ、生活も苦しくなるいっぽうだった。 そして8歳になった日。 フェリクが教会で神より授けられたスキルは、なんと【品種改良・米】。 外れスキルを引き当てた雑魚として、村のみんなから笑い者にされてしまったフェリクだったが。 しかしスキル付与と同時に蘇ったのは、なんと前世の記憶だった――。 あんなに米が好きだったのに。 米こそ正義だと思ってたのに。 どうして今まで忘れてたんだあああああああ!!! というか米が時代遅れ? は? そんなの絶対に認めない!!! オレが米の良さを教えてやるよ!!!!! こうしてフェリクは、スキルと前世の知識を駆使し、米改革をすると誓ったのだった――。 【主要キャラクター】 ◆フェリク・クライス ガストラル帝国の辺境にある農村ファルムに暮らす、米農家の息子。 8歳のとき、スキル獲得とともに「三度の飯より米が好き!」だった30歳の会社員(男)・米原秋人(まいばら あきと)としての記憶がよみがえる。 ◆アリア・フローレス 明るく優しい性格の、フェリクの幼なじみ。 ファルム村の村長の孫娘。 家計が苦しいフェリクの家に、たまにこっそり食料を届けてくれる。