あらすじ
【 あらすじ 】 江戸のような街並みの幽世(かくりよ)。そこは、妖(あやかし)や人ならざる者たちが人間のように生活している不思議なセカイ。 そんな幽世に存在する妖たちを、守る者たちがいた。 現世(うつしよ)の影響を受けて流れ込んでくる"穢れ"。 それは、妖たちに害を齎し、"鬼(き)"を生む。 鬼(き)に堕ちたモノたちを"無"に帰(き)すのが、この幽世とその"扉の鍵"を管理する弥勒(みろく)という少年の役目だった。 法力はあるが自分では戦わない、美しい容姿の眼帯少年、弥勒梓朗(みろくしろう)。 梓朗の式神で、彼の身の回りの世話もしている龍神の化身、識(しき)。 かつて、同じ門派の者たちをある事情からその手にかけ、人から"鬼(き)"に堕ちた訳あり青年、三上紫紋(みかみしもん)。 そして、現世から幽世に迷い込んだ男子高校生、鷹羽平良(たかばたいら)。 個性的な妖たちとの交流や、幽世で起こる様々な事件をきっかけに、主人公は、自分がこのセカイに迷い込んでしまった本当の理由を知る。 果たして、不運な少年の運命やいかに―――――。 【 登場人物の紹介 】 ◇ 弥勒 梓朗(みろく しろう)◇ 見た目は十五歳くらい。"無の扉"の管理者で、鍵を所持している。穢れで"鬼"に堕ちてしまった妖たちを、"無"に帰す役目を担っている。普段は妖たちの相談役で、万事屋「華鏡堂」の主。 強い法力を持っているが、自分では絶対に戦わない。式神である識や、紫紋に法力を与えることができる。 口が悪く、面倒くさがりだが、意外に義理堅いので人望はある。彼を知らない者はおらず、なにかあればすぐに泣きつかれる。ほぼタダ同然で依頼を請け負う事が多い。 美少年というより美少女という言葉が当てはまるような、秀麗な顔立ちと細身なため、よく女性に間違われる。その度にキレて暴力的になるため、彼にそのひと言は禁句である。 腰まである長い黒髪。右眼に黒い眼帯をしている。左目は濃い紫みのある青色。 白い単衣に、白と赤の椿の花が咲いた黒い衣を羽織っている。 ◇ 三上 紫紋(みかみ しもん)◇ 背が高く、見た目は二十五歳くらい。かつて、同じ門派の者たちをある事情からその手にかけ、人から"鬼(き)"に堕ちた訳あり青年。江戸の頃にこの幽世に転移してきた。特殊な存在であり、それ故に梓朗が傍に置いている。戦闘においては抜群の才能を発揮する。文字通り、鬼のように強いが、法力がないと普段の役立たずの優男になってしまう。妖刀使いで、戦っている時は妖刀に影響を受けてしまうため、いつもよりも口調が辛辣になる。 使役するには我が強すぎるため、多くの法力が必要。法力の受け取り方が独特。 背中までの長さの灰色の髪の毛を、赤い髪紐で後ろで括っている。黒い瞳。妖刀に影響を受けている時のみ、赤い瞳になる。いつも仮面でも貼り付けているかのようににこにことしている、爽やかだがたまに怖いお兄さん。 普段は万事屋で薬師の仕事をしている。黒い上衣、黒い袴を纏っている。 ◇ 識(しき)◇ 十二歳くらいの少女の姿をした龍神の化身。水や風の術を使うことができる。二刀流で、白い柄の小太刀を武器としている。表情がほとんど変わらないが、梓朗を主とし、彼にだけは少しだけ感情を見せることがある。まだ幼い頃に梓朗に助けられて以来、彼を慕っている。頑張って料理をするのだが、いつも失敗に終わる。細かい作業は苦手らしい。 肩で切り揃えられた青銀髪。蝶の髪飾り。金色の瞳。 赤い紐飾りが付いた、肩が出ている黒い異国風の着物。金色の糸の装飾が付いた帯。下衣は膝丈のスカート状の衣裳。足元は黒い沓。 ◇ 鷹羽 平良(たかば たいら)◇ わんこ気質な高校二年生。十七歳。六月生まれ。 気付いたら幽世のセカイに転移していた。その直前までの行動が全く思い出せない。 妖たちが行き交う中で、偶然にも梓朗の袖を掴んでしまったため、縁ができる。その後は「華鏡堂」で居候の身となる。料理が得意で、識に羨ましがられている。 特殊な能力があるようだが・・・。 とにかく運が悪く、その原因が現世での因果のせいだと梓朗に言われる。 アルバイトを掛け持ちしていた経験を生かして、万事屋で事務や雑用をこなしている。 「~っす」が口癖。要領がよく、人に好かれるタイプの少年。三人兄弟の真ん中。母子家庭。 金髪。黒い瞳。黒い学生服。白いパーカー。黒いスニーカー。 途中から、青い上衣、黒い袴に変わる。 ※印のあるタイトルは、少しだけBL要素がありますので、苦手な方は観覧注意です。 ※AIで作成したイメージ画像を貼り付けてます。以前、近況ノートにて公開したものです。興味のある方は、参考にしていただければ! https://kakuyomu.jp/works/16817330649657527887/episodes/16817330657634698616