あらすじ
「あと半年、我慢すれば……」
16歳になり、成人すればこの家から逃げ出せる。12歳で母が死に、子爵である父の本宅に引き取られ、義母と義姉に虐げられ暮らすアリーシアは、それだけを頼りに過ごしてきた。しかし、ある日義姉に高位貴族からの婚約話が舞い込んだ。相手は、眼帯の下からも見える大きな傷跡を持ち、凍てついた瞳の恐ろしい人だという。顔合わせの日、恐怖で逃げだした義姉の代わりに、アリーシアが彼へ嫁ぐことになる。もはや逃げ出せぬ状況にアリーシアは絶望するが、その人は、アリーシアが幼い頃働いていた飛竜便の思い出の人で……。
身代わり婚から始まるシンデレラストーリー。