あらすじ

『力に溺れるな』と最後に言い残し、魔王は死んだ。 『東村忠之(ヒガシムラタダユキ)』が帰還したのは、異世界に召喚された日と同じだった。 異世界で一年過ごし、文明に飢えていた忠之は、早速スマホを開く。 すると画面に映ったのは、ちょうど一年前にレスバしていた相手からの『うはっw顔真っ赤w』と煽られているリプだった。 忠之は一年前のそのリプに対して 「いやー、流石に一年経つとどうでもいいな」 と冷静さを装い風呂に入るが、出てきた時には二つの意味でホッカホカだった。 「この煽り野郎をギャフンと言わせたい⋯⋯!」 そんな祈り(?)が通じたのか、頭の中に異世界で散々聞いた、スキルアップの声が響く。 『鑑定スキルが現代に合わせ、個人情報開示にスキルアップしました』 彼はスキルによって取得した個人情報を駆使して、相手を煽り散らかす事にした。 ──これは異世界で取得した《スキル》という、人智を越えた強大な力を、レスバでの煽りや、セレブなりすましOLの化けの皮を剥いだりといった至極くっだらない事に使い続ける男の、どうしょうもない日常を綴った話。

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カクヨム
カクヨム2023/05/30
  • 現在の作品帰還した勇者は性格が終わっている!~異世界から持ち帰った鑑定スキルが『個人情報開示』に進化したので、SNSのレスバ(※物理込み)で無双するなど~