あらすじ

日本では毎年七千頭ものサラブレッドがこの世に生まれる。 しかしそのほとんどが三、四歳で競走馬を引退すると、たちまち生きる場所を失い、殺処分の道へと追い立てられる。 「馬」には人とともに働き、生きるという役割はなくなり、競走馬として早く走り続ける以外の価値を求められなくなっているが、そんな馬の現実は、AI技術の発展によって働き場所を失い、市場から大量に排除されていくであろうこれからの人間の姿に他ならない。 「すてがまり」は関ヶ原の戦いで島津義弘が退却の際、敵中突破の手段として用いた戦術で、義弘はこの戦術によって生き残り、無事に薩摩への帰還を果たしている。 そう遠くない未来を、馬も、人も、どうすれば生き残ることができるのか?

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小説を読もう2023/07/17
  • 現在の作品すてがまり