あらすじ
拗らせ限界オタクである真夜中寄道は、高校デビューを無事に果たし、不甲斐ない過去とはおさらばしていた。女友達も居れば、周りから何かと頼りにされる日々。全てが順調だった。でも、寄道は気付いていなかったのだ。小学生の頃からずっと一緒だった幼馴染みの気持ちに。いつも一緒に居たからこそ、気付かなかったかもしれない。幼馴染みであり、親友であり、そして、女子よりも女子っぽい容姿を持ち、『美少女』だと断言してもいいほどに愛らしい男の娘である朝日さやかの気持ちに。
——どうして逃げるの?——
——どうして僕の愛を受け入れてくれないの?——
——ふーん。そんなイジワルしちゃうんだぁー——
——僕は寄道のことが好き。寄道も僕のことが好き。これの何がいけないの?——
——二人は結ばれる運命なんだよ。ただ性別が一緒なだけで——