あらすじ

「陽一お兄ちゃんは甘えん坊さんだね。こんなに大きくなったのに……」 彼女の水色のワンピースは懐かしい夏の匂いがした。 なぜ、彼女は遠い夏の日に消えた美少女のままの姿で、 大人の僕の前に現れたのか!? 二宮真美(にのみやまみ)は僕の初恋の幼馴染だった。 僕、大滝陽一(おおたきよういち)はフリーのカメラマンとして、故郷に帰ってきた。ひとつ下の妹、日葵(ひまり)から言われなくても、僕が一番気掛かりなのは小学五年生の夏の日に消えた幼馴染の少女、真美の行方だ。 二十三歳にもなって初恋の幼馴染の住んでいた県営住宅に向かったのは、ただの気まぐれだった。 そこには誰も居るはずがない、だって真美はあの夏の日に、あの場所で僕の前から永遠に姿を消したはずだったのに……。

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カクヨム
カクヨム2022/07/06
  • 現在の作品群青。 あの夏の日に消えた私を見つけてと君は言った、そして離れないように僕の手を握りしめる……。