あらすじ
紫雲イヅナは現代まで続く魔術師家系の長男として生まれ、日々怪異退治に勤しんでいた。 そんなある日のこと、イヅナは怪異と交戦する様をテレビカメラに撮られてしまう。 いつもなら魔術界の力で揉み消せるのだが運悪く生放送中。 公共の電波に映ってはならないモノが映ってしまう。 咄嗟の機転でゲリラパフォーマンスだったということで誤魔化し事なきを得たものの、魔術界はこの失態に大激怒。 更にはSNSを通じてこの件が大きく広まり大バズりしてしまう始末。この事態が終息するには世間が飽きるまで待つしかない。 だが大きく話題になってしまった以上、テレビ番組の出演オファーをすべて蹴るのも不自然だ。 よって魔術界はイヅナの芸能界進出を決定する。 この件が風化し、世間にとって用済みになるまで、イヅナは魔術師ではなくパフォーマーとして芸能活動に勤しむことになってしまった。 ところが芸能界は負の感情の吹き溜まり、それを好む怪異も沢山いる。 イヅナは否応なく事件に巻き込まれ、芸能界の大物に気に入られ、あれよあれよという間に成り上がってしまうのだった。