あらすじ
これでダメなら「グッドバイ」という第三歌集を上木して文学の世界からおさらばしようと「グッドバイ」の原稿を準備していたらある日突然山本夏彦のコラムに取り上げられ有頂天になり「グッドバイ」の原稿を紛失した 損バコイタ駄菓子菓子 それがために寒川猫持の最高傑作である「猫とみれんと」(文藝春秋)が世に出ることになった白状すると本歌集は別れた女房への未練よりもたまたま「アサヒグラフ」で見た某女性歌人へのラブレターなのであるわれながら豪勢なラブレターであったが見事に沈没したナミダがちょちょ切れるのであるこの歌集を編んでいるときは面白いように天から言葉が降って来た枕元に鉛筆とメモ用紙を置いて寝たくらいである世に六百冊しか存在しない歌集である電子書籍化は今回が初めてなんべんも言うてすまんが「グッドバイ」が惜しまれるのである(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)