あらすじ
古い童話から初代皇帝の手記へと続く淡くて少しだけ切ない物語。 ~童話(一部抜粋)~ 王家の墓守番。 それは【花護】。 いつからいるのかわからない。 いつからそう呼んでいるのかもわからない。 晴れた望月の晩、酒を片手にふらりと王家の墓地に現れ、元は王族であった亡者と語り明かす。 黒い外套を目深に羽織り、誰もその素顔を知らない。 ある者は老婆だと、ある者は熟女だと、ある者は少女だと、ある者は幼女だという。 わかっているのは花護が彼女であるということだけ。 どれが本当の姿か誰も知らない。 ※謎は謎のままですが、それなりに纏めたつもりです。 ※悲恋というよりも哀恋、恋というよりも淡恋、切ないような、最後は彼なりのハピエン···の、短編小説です。 ※ハロウィン→墓→ホラー→ミステリーみたいな感じで作ったらハロウィンぽくなくなりました···なぜだろう?