あらすじ
…もう、眠ってしまおう。私は疲れちゃったよ…
そう思ったのが、今からちょうど一年前のこと。
眠っている間も、外界の出来事は体で感じることができていたので、現状は把握できている。
まず私が眠ってすぐ、王室の人間たちは大いに喜んでいた。それもそうだ。これまでどのようにして私を追い出すかを毎日毎日会議していたのに、私が自ら眠りについたのだ。それはそれはうれしかったことだろう。
しかし、そんな日々はほんのつかの間の事であった。その後すぐに、王都東側地区に魔物の集団が押し寄せ、該当地区は壊滅、王都には大量の避難民が押し寄せた。
そしてそんな避難民をたどるように魔物はまっすぐ王都に流れ込み、瞬く間に王都の中枢地区は壊滅、王室の人間たちも最後の瞬間を迎えた。
「ど、どこかで見ているんだろうエフィーナ!!!!!私たちが悪かった!!!頼む!!!頼むから助けに来てくれ!!!!」