あらすじ
「おい、アリーゼ。お前は今日から僕の婚約者になった。つまり、婚約者の僕はお前に何をしてもいいということだ」
9歳のときにアリーゼ・ノートンは、親友以上の関係だったジェシカと一緒にいるときに突然ブロデリカ伯爵家の令息であるダミアンからそう告げられる。
そしてアリーゼは婚約者としてダミアンの言うことを聞くことになり、ダミアンが自分の兄弟から受けていた鬱憤のはけ口として暴力と屈辱を受け続けることになった。
やがてアリーゼが16歳になったとき、大勢の貴族たちが招かれていたパーティーでダミアンから婚約破棄を受けることになる。
それだけではない。
婚約破棄されたアリーゼの目の前には、ダミアンの新たな婚約者というジェシカが現われて……。