あらすじ
朝、僕の部屋の机の上に置かれていた1枚のDVD。 そこに映されていたのは、僕の最愛の恋人であるはずの女性、観世雅恋(かんぜみやこ)さんが、あられもない姿でアイツと交尾している様子だった。 寝取られビデオレター。 大切なパートナーが自分以外の誰かに落とされて、肉体関係を結んでいる様子を映した悪趣味な映像。 僕に送られてきたのは、そういう最低の贈り物だった。 白い簡素なDVDの表面には、黒のマジックペンで『九曜火継より』と書かれていた。 どうやら送り主はアイツ、九曜火継(くようひつぎ)。というか僕らしい。 正確には、昔のトラウマのせいで生まれてしまった僕のもう1人の人格。 ディスプレイに映る最低の映像に、僕という人格を裏切ってアイツという人格と幸せそうに交わる彼女の姿に、言い表せないやるせなさを覚える。 僕は雅恋さんと別れることを考えるんだけど......。 ※一部、過激目な話になっていますので、ご注意ください。 ※小説家になろう様、カクヨム様で同時に投稿させていただいております。