あらすじ

飢饉によって身売りされた少女・おちよは、身売り先の村で殺害され、死体の灰は桜の木に撒かれた。 およそ200年後、霊として現世に留まる彼女の元を神職の男・金朗が訪れる。 おちよは金朗とともに、自分が殺害された理由を探っていき、「花咲爺」にまつわる、とある儀礼にいきつく。 そして、金朗と共に過ごす中で、次第におちよの心に変化が現れはじめ、生前は得たことのない新たな感情を芽生えさせる――。 ○参考資料 ・古川のり子『花咲爺伝承について』 学習院大学国語国文学会 一九八六年 ・沖田瑞穂『連続変身の説話の系譜――花咲爺を中心として――』 中央大学人文科学研究所 二〇一三年 ・畑中章宏『日本疫病図説 絵に込められた病魔退散の祈り』 笠間書院 二〇二一年 ・阿南透『高度経済成長期における都市祭礼の衰退と復活』 国立歴史民俗博物館 二〇一八年 ・J・G・フレーザー『図説・金枝篇(上)』 株式会社講談社 二〇一一年 ・小泉武夫『灰と日本人』 中央公論新社 二〇一九年

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カクヨム
カクヨム2022/07/17
  • 現在の作品そして私は化生する