あらすじ
【※短編です。二万文字弱で完結します。】 ……邪悪を糧とする人型の決戦兵騎は、毒雨降り止まぬ限り戦い続けるという。 単騎にして戦場に勝利をもたらす、全高四八メートルもの鋼鉄の巨人——『決戦兵騎〈ディサイシヴ・ギア〉』。 それは、ヒトの手になる破壊の化身。 反質量照射砲は空を穿ち、副次反応は毒の雲を生み、やむことのない死の雨を降らす。 現世に打ち付けるすべての化学物質を糧として、『決戦兵騎〈ディサイシヴ・ギア〉』は、戦い続ける限り稼働する。赤く穢れた大地の支配者となる。たとえ、その果てに待ち受けるものが破滅だとしても……。 すでに終わりを迎える世界で、孤独な少年(パイロット)は何を望むのか。