あらすじ

――ダンジョン探索、そして探索配信全盛期の昨今。 ――探索し尽くされたダンジョンは、どうなるかご存じですか? ――そう。その広大な土地は、レース場として再利用されるのです。 いま大人気の “D(ダンジョン)レーシング” は、ダンジョンを改造して作られたコースを走るレースイベントだ。 魔法による攻撃、妨害、加速など、あらゆる手段が許されるレースは、派手な展開の連続で大熱狂。 若きDレーシングのレーサー・一条ソウは、精密なハンドル操作を売りに活躍をしていた。 しかし15歳の時に事故で片足を失い、無念の引退をする。 その後は機体(カート)の整備士となりレースに関わるが、精密だが慎重で遅い作業のせいで「ノロマ」「役立たず」と言われ、冴えない日々を過ごしていた。 ある日、勤めていた整備会社をクビになったソウは、アルバイトで出向いたレース場で、車椅子の女性レーサー兼エンジニア・望見ニナと出会う。 足が無くても操作できる機体を自分で開発し、レーサーになる夢を追う彼女に誘われたソウは、再びレーサーとして機体に乗り込む。 出るレースすべてに勝ち続けるソウは、気付いていなかった。 すべての魔法攻撃や妨害を避けて、ずっと最高速を維持できるほどの超絶ハンドル操作技術を持つのは、昔も今もソウしかいないことに。 ――「え? だって、レース中継でも全然被弾してない機体、他にも……」 ――「それ、映ってないところで被弾してるだけだから! 本当に一回も被弾しない機体なんて、見たことないよ!?」

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2023/05/22
  • 現在の作品ダンジョンカートDX(仮)無能整備士、レーサーになり成り上がる ~敵車の追尾攻撃は全部避けるのが普通だと思っていました。実はオレ以外、誰もできないらしい