あらすじ
「はあ…わかりました。私からはもう何も言いません。どうぞその方とお幸せに」
「ふん。お前に言われるまでもない」
私はその足のままに、あの男の屋敷を飛び出した。神聖なる愛などと言って浮気をする男だなんて、こっちの方から願い下げだ。ちょっとく位の高い貴族だからと、勘違いをしているのだろうか…?
これが、今から数年前の話。そして今、私の目の前には、かつて私に婚約破棄を告げたあの男が土下座をしている。
「頼む!!!頼む!!!もう一度私にチャンスをくれ!!!君とやり直したい!!!私にとっての神聖愛の相手は君だとようやく理解ができた!!!愚かな私を許してほしい!!!」