あらすじ
※第6回ホラー・ミステリー小説大賞 参加作品※
京原(けいばら)コクゴは、都内で零細興信所を営んでいるしがない探偵である。彼は謎の作家「エドワード・エドワード」の生原稿を蒐集することだけが生き甲斐だった。彼には幼馴染みの女性、通称『天災娘』門(かどま)リカがいる。ある日、北海道の垣根(かきね)愛那(あいな)から、連続白骨殺人事件の真相解明を依頼される。実行犯は既に検挙され、裁判が始まろうとしている。しかし、愛那は「遺体の白骨化と、死亡推定時刻に謎のタイムラグがある」ことを突き止め、事件にはもう一つの隠された真実があるのではないかとコクゴに伝える。最初は乗り気でなかったコクゴであったが、名士の家柄である愛那から、祖父の遺物に「エドワード・エドワード」の原稿があったことを教えられ、それを対価として譲り受けることを条件に、幼馴染みのリカと共に北海道の地へ飛び立つ。