あらすじ

『女子高校生籠の鳥事件』と呼ばれる1965年の誘拐事件がある。 1965年11月、高校3年生の少女が下校途中、男に連れ去られた。そして翌年5月、誘拐した男が逮捕され、少女が保護された。この時、保護された少女が男をかばうような証言をしたこと、また男が少女と「旅行」をしていたり周囲に仲が良い様子をみせていたことなどから、「誘拐した男と誘拐された少女の間に芽生えた奇妙な愛情」などと面白おかしく報じられた……というものだ。 その事件を基にした「ノンフィクション」と銘打たれて1994年に恒友出版から、1997年に幻冬舎から出版され、1999年に『完全なる飼育』というタイトルで映画化までされた作品がある。 それが『女子高校生誘拐飼育事件』(幻冬舎版タイトル)だ。 しかし、内容は事実を大きく改変しており、時代設定も約30年も変えている点で、「ノンフィクション」を謳って売られていることに、私は正直違和感を覚えた。それについてまとめたもの。

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小説を読もう2022/01/13
  • 現在の作品『女子高校生誘拐飼育事件』が実際と全然違う内容なのに「ノンフィクション」と謳って売られているのはなぜか