あらすじ

私の知り合いも、みんなが言う。「あなたはそれほど、可愛くはない。」


 でも、それは毎日会っているから。見飽きるのも仕方がない。


 電車の中。「がたたんっ、ごととんっ」次は、巣鴨、巣鴨でございまーす。


 お降りの際は、電車と駅のホームにお気をつけくださーい。


 ひそひそ、話が聞こえてくる。背が高い。私は、雑多の中に埋もれているようだった。


 「遠藤さくらって、可愛いと思う?」「いや、それはない!」


 私の心の中(なんですって!?もう一度いってご覧なさい!)


 「可愛くないし、ブスじゃね?」「そうかもー。」


 私の心の中(そうかもじゃねーよ・・・。おまえはそれだけカッコいいんだろうな?)


 「付き合うとか無いわー・・・。キモいし・・・。」


 私は言葉を失った・・・。


 「なんか気どりすぎなんだよなー。」「あすぴーさんがいなくなったら私何もできましぇん」


 ・・・・・・・・・・・・


 「あと、顔がむかつくよなー。」「私美人ですよねって、言ってるようじゃね?」


 「ただで、ヤラセテくれるつっても、俺は無理だわー。」


 「ていうか、今年中に消えて欲しいナンバーワンだわー。」「何で乃木坂にいるのか分からない。」


 ・・・・・・・・・・・・


 『あのーすみませんー。』次ぎ降りますー。


 (私は、なるたけ大きな声を出した。)


 「あれ?」「遠藤さくらじゃね?」「声が似てた。」


 目が合う。マスクをしているけど気付いたはずだ。


 押し黙る2人・・・。


 降りる間際に・・・。


 「これからも頑張ってください!さくちゃんラブ。」


 おまえらー。どの口がラブなんだよ・・・。プイとそっぽを向く。


 「やっぱムカつくわー。」


 捨て台詞が、電車の発車と共に消えた。

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アルファポリス
アルファポリス2023/07/07
  • 現在の作品遠藤さくらって可愛いか?俺は嫌いだね・・・。あの隣に私いるんですけど・・・。【完結】