あらすじ

本作のあらすじ
平安の昔、六条町にある呉服問屋の女主として切り盛りしていた・有子は、四人の子供と共に、何不自由なく暮らしていた。

ある日、織物の生地を御所へ献上した折に、時の帝・冷徳天皇に誘拐されてしまい、愛しい子供たちと離れ離れになってしまった。幾度となく抗議をするも聞き届けられず、朝廷側から、店と子供たちを御所が保護する事を条件に出され、有子は泣く泣く後宮に入り帝の妻・更衣となる事を決意した。

御所では、信頼出来る御付きの女官・勾当内侍、帝の中宮・藤壺の宮と出会い、次第に、女性だらけの後宮生活に慣れて行った。ところがその内、中宮付きの乳母・藤小路から様々な嫌がらせを受けるなど、徐々に波乱な後宮生活を迎える事になって行く。

時が経ち、帝との間に、次代天皇となる親王が誕生し、身分も更衣から女御へと上がった。
親王が成長するにつれ、姫宮を定める事になった折、有子は生き別れた自分の実の娘を親王に嫁がせたいという異例の願いを帝に直訴した。その事で、多くの公卿から批判を買ってしまい、有子と帝の失脚、後宮の秩序が崩れ去って行く事になる……。

呉服屋へ残した子供たちと、有子、帝の運命やいかに。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
アルファポリス
アルファポリス2020/05/16
  • 現在の作品黄昏の芙蓉