あらすじ
「おまえはただおれの子を産めばいい。側妃など、ただそれだけの存在だ。愛など期待するな。子を産むだけの道具を愛することなどない」
その日、ささやかな領地から呼び戻された伯爵令嬢メイ・デュモンは、国王エミール・ガブリエルに宣言された。彼女は、エミールにとって乳母子であり幼馴染である。
「そうなのね。承知したわ」
軽く了承するメイ。
「ちょちょちょ、いいのか? おまえ、こんな理不尽なことを許すのか?」
が、宣言した本人は慌てふためいて……、
そして、宣言とはまったく異なり、エミールはメイに絡みまくり、くっつきまくってくるようになる。
しかも、側妃を敵視してもおかしくない正妃まで、彼女の予想に反してやさしく接してくる。
なにこれ? どうなっているの?
メイの困惑は、やがて後悔と悲しみにかわっていく。
※全十四話。ハッピーエンド確約、ゆるゆる設定です。ご容赦願います。
※7/2に完結いたしました。ご訪問、ご感想をいただきましたすべての読者様に心より感謝申し上げます。