あらすじ
本格経済×ひりつく恋愛×ミステリー 会社が少しずつ傾いていくのを肌で感じる中、梁瀬 沙也は、同期の川崎君と夜逃げした会社の差し押さえに向かい、お互いを意識するようになる。モラハラ上司、経営の不振をかくそうとする社長、資金繰りに頭を悩ませる同僚。日々の生活の不安を感じながらも、川崎君に翻弄され、気持ちが傾いていく。 複数社に共通するあることに気づいた沙也は銀行への不信感を募らせていく。そんな折、メインバンクを調査していた川崎君が罠にはめられ、一気に会社は倒産へと突き進む。川崎君は一体、何者なのか。二人の運命は? そして最後に起こるどんでん返し。 会社倒産をめぐり、じりじりとおしよせる不安、それに翻弄され、すれ違い、傷つき、ひりつくような恋愛が今、ここに。