あらすじ
一人の人間を一個人として判断する要因は何だろうか。見た目だろうか。性格だろうか。記憶だろうか。もし、全てが同一な並行世界が存在するとして、並行世界に暮らすもう一人の自分は、自分自身と同じ人間と言えるのだろうか。これは、二つの世界を渡る若者たちの、二つの世界と自分自身を巡る一夏の物語。 男子高生の高橋尚也は、幼馴染である秋元鈴鹿の様子がおかしい事に気が付いた。具体的に変な点がある訳ではない。見た目も、行動も、性格も、全ては普段と変わらない。説明は出来ないが、不思議と彼女が彼女でないように感じたのだ。日に日に増していく疑問に、彼は耐え切れなくなり、ついに彼女に疑問をぶつけようと考えた。それが全ての始まりだった。それがきっかけとなり、彼は世界の秘密を知る事になるのだった。 これは、友達思いの二人の主人公。 そして、二人の幼馴染ともう二人の幼馴染の一夏の物語。 (1話は軽いプロローグのようなもので、本格的な話は2話から始まります)