あらすじ
日本の僻地で育った田舎者の私が、冷やかし程度で、応募した高校留学制度に受かってしまった。英語は不得意だったので、まさか受かるとは思っていなかったが、面接官から、英語の出来など審査の基準外だと言われた。重要なのは、ホストファミリーと上手くやっていけるかという事だったらしい。 9カ月の留学は楽しい事ばかりで、同級生の両親の紹介で、州立の大学へ入る事になった。日本からの学部からの留学生は、2万人以上いた学部生でも、私がただ一人。ほぼ米国人達とだけ付き合いながらの生活となった。 途中で、学生結婚して、子供も生まれたが、大学院に進んだ。日本人である事を忘れてしまいそうな生活をしていたが、何故か、日本の大学で10年近く勤める事になった。これがかなりのカルチャーショックだった。帰国子女の苦労が分かる。