あらすじ
「今までずっと俺を騙していたな、マティルダ! 真の聖女であるマーシーを虐げ、己が偽聖女ということを隠していたのだと聞いた。これは断じて許されることではない! よって、婚約を破棄する!」 ――姉妹仲は悪かったが、まさかここまでやられるとは思わなかった。 美しいがただそれだけ、わがままな姉のマーシーに困らされ続けていた妹の伯爵令嬢マティルダ。 両親は姉を溺愛していたので守ってくれず、今まであらゆる功績を姉に奪われ続けていたマティルダはとうとう婚約者である第二王子、そして聖女という誉れある座まで横取りされてしまう。 いい加減許せなくなったマティルダは決心し、家を出る。そして向かった隣国の地でひっそりと旅の治癒術師として生きていくことにしたのだが、ある日治療した青年がなんと若き国王だったようで……? 国王に見初められた聖女の溺愛ラブストーリー。 ※小説家になろうにも重複投稿しています。