あらすじ

「おいアルト。今日限りを持ってお前をこのパーティーから追放する!」 「正気か?」 Sランクパーティー『聖堂の鎧』のメンバーであるアルトはある日、リーダーのガイズに追放を言い渡される。 「理由は?」 「お前が『身体強化』しか使えない雑魚だからだ」 「馬鹿だろお前。俺は『身体強化』しか使えないから最強なんだぞ?」 「何言ってんだお前。妄想乙(笑)」 アルトには自分が『聖堂の鎧』を支え、Sランクにまで引き上げたという自負があった。 しかし自分以外のメンバーは、アルトのことを『身体強化』しか使えないただの雑魚と思っていたようだ。 「なるほど。お前らが救いようのない馬鹿だということはよくわかった。それじゃあ、俺が抜けた後頑張れよ」 「はっ。さっさと行けよ、役立たずのゴミ」 「じゃーね、アルト。目障りな給料泥棒」 「これからは他のパーティーで頑張ってくださいね。まあ、役立たずのあなたを拾ってくれるパーティーなんてないでしょうが(笑)」 アルトは散々貶されて『聖堂の鎧』を後にした。 「いい機会だ。ソロ冒険者やってみるか」 そしてこれからはしがらみのないソロで活動をすることにした。 「いやいや、いくらアルトさんでも最難関クエスト『冥府の遺跡』攻略をソロじゃ無理ですって…!」 「いや、多分余裕だまかせろ」 ソロになっていきなり最難関クエストに挑戦するアルト。 彼の真価を認めていた受付嬢も流石に一人では無理だろうと思う中、アルトは最難関クエストを一人で余裕でクリアしてしまう。 「えぇ…嘘でしょ…?」 「な?なんとかなったろ?」 あまりに強すぎるアルトにドン引く受付嬢。 アルトはその後も高難易度のクエストに挑み続け、いつしかその街の英雄となるのだった。 「何でうまくいかねぇんだ!?」 「モンスターが急に強くなった気がするんですけど!?」 「な、なぜSランクの私たちがこんな雑魚相手に苦戦しなくてはならないのですか!?」 そしてアルトが英雄街道をまっしぐらに駆け上がる一方、アルトを追放した元パーティーメンバーたちは、雑魚モンスター相手に手こずり、クエストを失敗しまくり、Sランクからあっという間に降格するのだった。

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カクヨム
カクヨム2022/10/08
  • 現在の作品『身体強化』しか使えない雑魚はいらないと追放されたのでソロで最難関クエストに挑んでクリアしてみた〜え?俺が抜けた後、雑魚モンスター相手に敗走した?戻ってこい?知らねーよ自分達だけでなんとかしろ〜