あらすじ
ヴァンデ王国の王子アレスは、悪魔たちが王国を滅ぼしかけた時、呪いを受けるのを承知で立ち向かい、それらを打ち倒していった。 王族とは国を守るもの、民を守るもの。そのためならば自らの命を犠牲にしても構わない。王族には多くの義務がつきまとう。アレスは呪いに蝕まれながら、ついにヴァンデ王国の危機を救った。 事が終わると、彼は王国から姿を消した。平和と繁栄を願い、己が身を犠牲にしたアレスは英雄として、崇め称えられた。 それから50年の月日が流れた。隣国の圧力、邪教教団の暗躍は、ヴァンデ王国に影を落とす。貴族らの課す重税、不正と腐敗、そして悪魔の残滓たる呪いが王国民を苦しめる。 英雄の像は倒され、王国の不幸を願う者たちは嘲笑う。アレスの犠牲、託した未来は残酷に踏みにじられる。 「もはや、王国に未来なし! 民など搾取されるだけの家畜だ!」 ヴァンデ王国の末期を嘲笑する者はしかし、思い知ることになる。英雄アレスの『呪い』の力を。 「貴様たちに、『呪い』をくれてやろう」 呪われ英雄騎士の報復が始まる―― ※小説家になろうにも連載中。