あらすじ
主人公坂口悠(さかぐちはるか)は、小学校卒業する頃には、大学の規定科目は勉強し終わっている、いわゆるギフテッド。そんな彼だから、小学校の頃から周りから変人奇人と扱われ友達が出来る事は無かった。 坂口のお父さんはそんな彼が苛めに会うのではと心配し、小学校低学年の頃から隣町にある武道場に通わせた。 坂口が、中学三年の時、担任に勧められて受けた全国知能選手権で総合一位を取った時、日本学術会議から声が掛かった。それ以来、小委員会に顔を出す様になった。 坂口は暗い過去を持っている。中学三年の夏休み、家族が暴漢に襲われた。 坂口は武術でその暴漢達を徹底的に叩きのめした。だがその事は坂口に全く記憶に残っていなかった。 そしてその事件は、全国ネットはおろか地域ニュースにも取り上げられなかった。 ただこの事が原因で家族と会う事を体が拒否するようになり、それ以来、坂口は一人で暮らしている。 物静かだが、近寄りがたい雰囲気を持つ坂口に高校で新しい友達は出来ずいつも一人で居た。 そんな彼に最初に出来た高校の友達は高橋友恵(たかはしともえ)。図書委員で大人しい子。二人は、段々心が解けて行きやがて恋人になるが、彼女は、学内のイケメンに襲われ寝取られてしまう。 落ち込んだ坂口に近付いて来たのは、坂口の事を中学時代から知る友坂絵里(ともさかえり)。彼女は坂口の暗い過去を知る一人。彼女は坂口に恋心を抱いていた。 だが、坂口の優秀さに興味を持った工藤真理愛(くどうまりあ)が坂口に近付く。そして工藤の兄があの事件に関わっている事を知る。 坂口は学術会議小委員会の座長を通して警視総監とサイバーセキュリティ対策本部長を紹介して貰った。 坂口は彼らに量子情報物理学を応用した画期的なサイバーセキュリティシステムを提案し、開発の了承を取り付けた。それと同時に自分では広範な周波数帯域幅を持つレシーバを改良し、家族を襲った犯人達を割り出し社会的に抹消しようと企てる。 だが、その犯人達の父親は、警察庁長官、法務大臣、総務大臣だった。 そんな恋愛と復讐の物語です。最初は学園ラブコメっぽい所も有ります。