あらすじ
「歩こう。足元には、あなたに繋がる無限の命がある。」 中学校に入学してからわずか一か月。 転校生になってしまった慧は、引っ越した先の街で、見知らぬ世界に入り込んでしまう。 街も人も食べてしまう黒い竜がいて、竜と戦う人たちが暮らす、ヘンな街。 お江戸の人はみんな優しい。 でも、慧は家に帰りたい。 もとの世界に残るのは、行方不明の息子を探し回る両親と、入院中の祖母。 古きと新しきが混ざる街「北千住」を舞台にした、おばあちゃんから彼への最後の「がんばれ」の物語。 TSUTAYA×Nola『次世代作家 文芸賞』で最終候補に残していただきました。※掲載しているのは改稿前の状態です。