あらすじ

これから語る物語は、僕らが解決した事件の一つである――。 昭和初期、伝統とモダンが新たな文化を花開かせる帝都。 華族の父とドイツ人の母を持つ美貌の青年・千崎理人は、職を得ようと訪れた乙木サロンで、謎の少年と出会う。少年『小野カホル』は、理人の望み――職と住まいを用意する代わりに、グリム童話になぞらえた『名前当て』の賭けと、カフェーの仕事を持ち掛けて……。 そんなある日、理人とカホルは、カフェーの客から明治末期に活躍した窃盗団『音楽隊』と、その手口に似た強盗団の噂を耳にする。 その夜、乙木サロンの画家の青年・宇崎善太郎と、音楽家の青年・吉永侑哉、さらに声楽家の美女・長尾寧々子と知り合った理人と一谷は、怪談話の最中に『幽霊屋敷』の話を聞き、肝試しに行くことになる。 そこで本当に幽霊が出て、一行は慌てふためき逃げ帰る。 一方、カホルは乙木夫人から新しい依頼の電話を受けて……。 帝都メルヒェン探偵録の舞台用に書き下ろした、オリジナルストーリーの原案! また、後書きには、舞台の様子や感想を書いております。 舞台を観た方も観ていない方も、楽しんで読んで頂ければ幸いです。

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小説を読もう2022/07/13
  • 現在の作品帝都メルヒェン探偵録 ~幽霊屋敷のブレーメン~