あらすじ

一つ、雨の日には傘を持つこと。 一つ、傘幽霊に話しかけられたら返事をすること。 一つ、別の地域の友人を招く時は傘を持たせること。 それさえ守っていれば傘幽霊は無害なもの。 守らなければどうなるか? ……今まで守らなかった者がいないので、分からない。 駅前に立つ傘を持った幽霊、傘幽霊と呼ばれる彼は雨になると道行く人に聞いて回る。 『……傘、持ってますか?』 その質問に持っていると答えれば去っていく、ただそれだけの無害な幽霊。 傘を持っていないとどうなるのかは誰も知らない。傘を持たずに話しかけられた者がいないから。

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小説を読もう2020/07/16
  • 現在の作品駅前の傘幽霊