あらすじ
午後過ぎの公園。四人の子供が地面に座り、話をしていた。
「あー、なんか腹減ったな」
「なー、あの店行くか? ほら、あのビルの隣の」
「いや、あそこもう閉店したろ。そもそも金もないし
木に生えてる柿とか蜜柑とか盗みに行くべ」
「あ、俺ビスケットならあるわ」
「はははっ、あるって言っても一袋かよ。
分けても分けなくても、足しにならないならない」
「そうか? 俺食べちゃうよ」
「ああ食え食え、あ、ビスケットと言えばなんか歌なかったか?」
「あー歌って言うか童謡だな」
「あー、ポケットの中で叩くと増えるってやつな。ちょっとやってみろよ」