あらすじ

小5の頃、わたしには忘れられない光景があった。転校して行く前日に、高い屋上の手すりの上をまるでヒーローのように歩いた男の子、青山拓海。友達だとしか思っていなかった筈の彼にその時、恋をした。 25歳のわたしは平凡な会社員になり、平凡な毎日を過ごしている。そこへ青山拓海という名前の新入社員が入って来る。昔の面影はないが、確かにかつての同級生の、彼だった。 なんとなく、なんとなくだが、子供の頃あそこで途絶えていた彼との関係が、育って行き、わたしは平凡なお母さんになることを受け入れはじめる。 わたしの胸に刺さっているあの光景は、わたしをどこへ連れて行くのだろう。

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小説を読もう2022/04/08
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